WBOがS・ウェルター級王者フンドラにクロフォード戦の指令。

WBOはS・ウェルター級王者のセバスチャン・フンドラ(米)に、同級スーパー王者のテレンス・クロフォード(米)との対戦交渉に着手するよう要請しました。交渉期限は4月20日までとなっています。

【M88 Mansionのベストオファーはこちらから検索できます】

【関連記事】

チューを下したフンドラ

身長197センチの“タワーリング・インフェルノ”フンドラは先月30日、PBCのイベントで王者ティム・チュー(オーストラリア)を破り、新たな王者となりました。同時にWBC王座も獲得し、WBOからは指名試合の要請が直ちに出されました。

クロフォードとの対戦の可能性

2階級で4団体の統一を果たした実力者クロフォードとの対戦が実現するかどうかは未定です。フンドラが勝利後、元ウェルター級3団体統一王者のエロール・スペンスJr(米)がリングに上がり、対戦を要求しました。

ビジネス的な観点からは、PBC傘下のスペンスとの対戦の方が魅力的とも言われています。しかし、フンドラはメディアの取材で「クロフォードとの対戦を望んでいる」と述べています。

フンドラには再戦契約もあり、さらにチューとの対戦も控えています。また、フンドラvs.チューの前座ではWBC・S・ウェルター級暫定王者のセルヒイ・ボハチュク(ウクライナ)がブライアン・メンドサ(米)に勝利しました。状況は複雑ですが、フンドラがクロフォードとの対戦に応じなければ、タイトルが剥奪され、クロフォードが王座決定戦に進む権利を得ます。