フンドラの次戦は再戦か、それともスペンスかクロフォードか?

セバスチャン・フンドラ(米)は、先日30日に番狂わせでWBO・S・ウェルター級王者であるティム・チュー(オーストラリア)を下し、さらにWBC王座も含めてS・ウェルター級2団体の統一王者として輝きました。
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そのため、彼の次なる戦いには多くの注目が集まっています。再戦相手としては、まずはチューが最有力候補ですが、他にも様々な選択肢が浮上しています。週末の試合では、フンドラが初回にチューの鼻を折り、2回にはチューが頭を切るという大流血戦となり、2-1の判定でフンドラが勝利しました。この試合の拮抗した展開や、チューの流血によるハンディ、そして再戦条項があることから、次なる相手としては再戦が有力視されています。

一方で、米国のメディアでは他の選択肢も考えられています。特に、元ウェルター級3団体統一王者であるエロール・スペンスJr(米)が試合後にリングに登場し、フンドラに挑戦状を叩きつけました。「彼と一緒にリングにいられてうれしい。グレートなファイトになると思う」とフンドラは歓迎しました。スペンスも「始まるときがきた」とフンドラに挑戦状を投げかけました。フンドラとスペンスは共にPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)傘下の選手であり、元々この試合の勝者と対戦するプランがあったと言われています。

さらに、フンドラの次なる対戦相手として挙げられるのが、スペンスを下してウェルター級4団体の統一を果たしたテレンス・クロフォードです。ESPNは、WBOが近いうちにフンドラとクロフォードの指名試合をオーダーすると予想しています。クロフォードはウェルター級のスーパー王者であり、一階級上で指名挑戦者になる資格があるとされています。 フンドラがスペンスを優先したい場合は、WBOの指名試合を拒否してもWBC王座が残るため、WBC王座を賭けてスペンスと戦うことが可能です。ESPNは、このようなシナリオを報じています。