WBAフェザー級、フォードが試合終了前に劇的なTKO勝利。
米国時間2日、WBAフェザー級の王座決定戦が米ニューヨーク州ベローナで行われ、同級2位のレイムンド・フォード(米)が同1位のオタベク・コルマトフ(ウズベキスタン)に12回2分53秒の劇的なTKO勝ちを収めました。これにより、リー・ウッド(英)が返上した王座に就くこととなりました。
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フォードは試合終了間際に逆転勝利を収め、デビューから12連勝(11KO)を記録しているコルマトフとの激しいサウスポー対決が展開されました。
両者は中間距離での右リードの差し合いからスタートしましたが、フォードはスピードと反応の良さで対抗しました。試合は互いに持ち味を発揮し合い、接戦が続きました。しかし、8回にフォードがジャブでコルマトフのバランスを崩し、9回にはコルマトフが手数で上回りました。
最終的に、12回にフォードの右アッパーが火を噴くと、コルマトフがダメージを負いました。フォードが追撃し、コルマトフがキャンバスに転がると、レフェリーが試合を止めました。
勝利者のフォードはインタビューで「今日の私はスロースターターだったが、最後にエネルギーを出すことができた。相手にはパワーがあったが、インサイドでは自分が上だと感じていた。階級を上げて戦いたい」とコメントしました。
なお、11回までの採点は、ジャッジ2人が106-103でコルマトフ、1人が105-104でフォードという結果でした。