バルデスがTKOでWBO・S・フェザー級暫定王座獲得。
メキシコの元2階級制覇王者オスカル・バルデスが29日(日本時間30日)、アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで行われた試合で、オーストラリアのリアム・ウィルソンに7回2分48秒TKO勝ちを収め、WBO・S・フェザー級暫定王座を獲得しました。
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バルデスは、昨年8月にWBO・S・フェザー級王者エマヌエル・ナバレッテに挑戦して敗れた後、今回の試合で復帰しました。対戦相手のウィルソンは、ナバレッテとの試合でストップ負けを喫しましたが、バルデスの攻撃に苦しめられ、2回から鼻血を流す場面もありました。
試合はバルデスがペースを握るかに見えましたが、5回にはウィルソンが反撃に転じました。しかし、バルデスは冷静に対応し、6回に再びリードを奪い、7回には左フックでウィルソンを追い詰めTKO勝利を収めました。
勝利に感激したバルデスはリング上で涙を流し、自身も負傷を負いながらの戦いでした。一方のウィルソンは敗れ、13勝7KO3敗の戦績となりました。
ナバレッテが次の試合で勝利すれば、WBO・S・フェザー級タイトルを返上する可能性があり、バルデスが正規王者に昇格する見通しです。