L・フライ級2冠の寺地拳四朗が地元で防衛報告。年内に4冠統一を目指す。
WBA&WBC世界L・フライ級王者の寺地拳四朗(31=BMB)が、4日に地元の京都府宇治市、城陽市を訪問し、市長らに防衛を報告しました。寺地は1月23日、エディオンアリーナ大阪で元WBA世界L・フライ級王者のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)との試合で、2-0の判定で2つの王座を守りました。
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城陽市では市職員が手作りの横断幕で迎え、奥田敏晴市長から花束を贈られました。寺地は試合前から右手中指付け根の手術を受けており、「手術後は右手の指が使えず、食事に苦労しました。いまはディフェンスをメインに練習しています」と語りました。今年中にWBO、IBFのL・フライ級のベルトを獲得することを目標にし、「10キロ以上の減量は苦しいが、やるしかない」と述べました。カニサレス戦ではかつてないほど被弾し、「鼻が折れていなくて本当によかった。横の動きを取り入れたディフェンスを一から練習します」と話しました。5日に東京へ戻る寺地は、打たせないボクサーに進化を図る構えです。