吉川梨優那、韓国の地域王座戦でドロー。
WBOアジアパシフィック・ミニマム級の元王者である吉川梨優那(通称:ディアマンテ)が、16日に韓国で行われたJBC未公認のWIBAミニマム級王座決定10回戦に挑みました。対戦相手はソ・リョギョン(韓国)で、結果は三者三様のドローとなりました。ジャッジのスコアは96-94、95-95、94-96でした。
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この試合は、韓国で行われたビッグイベントの一環として、合計19試合が組まれ、テレビ中継も行われました。リングアナウンサーは吉川を“日本のリトルモンスターが来襲”と紹介しましたが、彼女は粘り強く戦いましたが、勝利には至りませんでした。
試合後、吉川は「相手の長いストレートに距離を詰め切れず、自分のやりたいことをやらせてもらえなかった。敵地だし、皆さんに勝ってたよ、良かったよと声をかけてもらいましたが、自分としてはしっかり攻略できなかったので、しょうがないと思う」とコメントしました。
吉川のプロモーターである野上氏は、「アウェーということもあり、はっきりと取れなかったら厳しいと思って指示を出した。序盤は良いパンチも決まり、これはいけると思ったが、さすがに大声援を背に盛り返してきた」と述べ、吉川の今後に期待を示しました。 吉川は現在22歳で、プロ戦績は6勝1KO2敗1分です。1月に中野真由美(通称:中野サイトウ)に敗れ、WBO-AP王座を失って以来のリングでの戦いでした。一方、32歳のソは7勝5KO2分の戦績を持っています。