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サラリーマンボクサー阿部麗也、3.2NYで世界王座初挑戦。

「IBF世界フェザー級タイトルマッチ」（3月2日、ニューヨーク）

IBF世界フェザー級ランキング1位の阿部麗也（KG大和）が、3月2日（日本時間3日）に米国でIBF王者ルイス・アルベルト・ロペス（メキシコ）に挑戦することが決定し、阿部は17日に神奈川・KG大和ジムで行われた会見でその意気込みを語った。

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阿部は元々フィットネス会員でしたが、片渕剛太会長に才能を見込まれてプロに誘われました。彼は「フィットネス会員からスタートして何者でもない自分が世界チャンピオンになる姿を見てほしい。ロペスをぶっ倒して世界を取ります」と自信を示しました。

普段はプレス工業の藤沢工場でサラリーマンとして働く阿部。以前は残業や休日出勤をこなしながらボクシングに取り組んでいましたが、現在は会社が積極的にサポートし、「いろんな意味で支えてもらっているので、結果で応えたい」と語っています。 ニューヨークでの試合には、阿部の会社の役員や米国工場の社員、そして妻の幸子さんと6歳と4歳の男児2人も応援に駆けつける予定。阿部は以前、日本タイトルを獲得した際に「普通の一般人として働いても夢は追える。このスタイルでも上に行けるところを見せたい」と語り、夢への挑戦を力強く宣言しました。