
オルティス、初回TKO勝ち。チューに挑戦希望。
バージン・ホテルのザ・シアターで行われたゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)主催のイベントにおいて、バージル・オルティスJr(アメリカ)がメインイベントに出場しました。オルティスは17か月ぶりのリング復帰戦で、フレデリック・ローソン(ガーナ)に対し、初回2分33秒のTKO勝利を収めました。この勝利により、オルティスはデビュー以来の記録である20連勝20KO無敗を更新しました。
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試合ではオルティスが速攻を見せ、左でローソンにダメージを与えました。ローソンはガードを固めながらもオルティスの攻撃に耐えきれず、トニー・ウィークス主審がストップをかけました。この判断に対して、一部のメディアからは早すぎるストップという声も上がっています。ローソンは30勝22KO4敗の戦績を持っています。
オルティスは前日の計量でS・ウェルター級リミット約2ポンドオーバーだったものの、今後同級で世界を目指す意向を示しています。既にWBAランキング3位にランクされており、試合後にはWBO王者ティム・チュー(オーストラリア)への挑戦を希望しています。
一方、セミファイナルではWBA・S・ライト級暫定王座決定戦が行われ、イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)がオハラ・デービス(アメリカ)に初回TKOで勝利しました。バロッソはサウスポーの左フックでダウンを奪い、その後の追撃で試合を終了させました。バロッソは40歳で、昨年ローランド・ロメロとの戦いで9回TKO負けを喫した後、約8年ぶりに暫定王者の座に返り咲きました。デービスは31歳で、25勝18KO3敗の戦績を持っています。 その他、セミセミファイナルではWBO1位のアーノルド・バルボサ(アメリカ)がゾリサニ・エンドンゲニ(南アフリカ)に対し、8回終了TKO勝利を収めました。