オルティス、21連続KO無敗。8.3、チューと激突。

米国フレズノで行われたGBP(ゴールデンボーイ・プロモーションズ)主催の興行で、WBA・S・ウェルター級1位のバージル・オルティスJr(アメリカ)が、世界戦経験豊富なトーマス・ドゥローメ(プエルトリコ)とのセミファイナル12ラウンド戦に出場しました。初回2分39秒でKO勝ちを収め、見事に勝利を手にしました。

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試合では、オルティスは初回に相手を圧倒しました。ドゥローメは距離をとりながら、オルティスのパワフルな打撃をクリンチで封じようとしましたが、オルティスの左レバー打ちでキャンパスに横転し、苦悶の表情を浮かべながらカウントアウトされました。

この勝利により、オルティスは21戦21勝で無敗のまま、そのパーフェクトレコードを保ちました。さらに、8月3日にロサンゼルスで行われるイベントで、前WBO・S・ウェルター級王者のティム・チュー(オーストラリア)との対戦が内定しています。この勝利は彼にとって、絶好の景気づけとなりました。デラホーヤ氏も「バージルがノックアウトで勝つ」と愛弟子を激励しました。一方のドゥローメは、26戦17勝(KO7)、敗1分を記録しています。

また、セミファイナルでは、昨年12月にライアン・ガルシアと対戦したオスカル・デュアルテ(メキシコ)が、元S・フェザー級王者のジョセフ・ディアス(アメリカ)に9回2分32秒のKO勝ちを収めました。再浮上のチャンスをつかんだデュアルテは、27戦22勝(KO2)、敗2分1記録です。一方、ディアスはキャリア初のストップ負けを喫し、33戦15勝(KO6)、敗6分1の戦績となりました。