奈良井翼が原優奈を3度倒して、5回TKO勝利で日本S・フェザー級王座を獲得。
20日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われた日本S・フェザー級タイトルマッチでは、1位挑戦者の奈良井翼(RK蒲田)がチャンピオンの原優奈(真正)に5回2分10秒のTKO勝ちを収め、新たなチャンピオンに輝きました。原は2度目の防衛に失敗しました。
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奈良井は初回から原の左ジャブに対し右を被せ、2回では左ボディジャブを繰り出し、右ストレートの的中率を上げていました。そして4回には原の左アッパーに対し左フックで先制のダウンを奪いました。
奈良井のペースに乗る中、原も攻勢を強めて応戦しましたが、5回に奈良井の左ジャブがビシビシとヒットし、右目下に腫れが現れた原を再びダウンさせました。その後も奈良井は右で3度目のダウンを奪い、主審がストップしました。 奈良井は22年9月に坂晃典(仲里)に逆転TKO負けを喫して以来2度目の日本王座挑戦で、13勝10KO2敗の戦績で悲願の達成となりました。彼は「このベルトのためだけにやってきました」と喜びを表し、再トライでの成長を示しての戴冠でした。原は14勝8KO3敗1分の戦績を持っています。