井上尚弥が前日の計量を成功させ、「2階級4団体統一」に向けて自信を示しました。
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦が、26日に有明アリーナで開催されました。
前日の計量が25日、横浜市内のホテルで行われ、WBC・WBO王者の井上尚弥は規定よりも100グラム軽い55.2キロで一発パスしました。WBA・IBF王者のマーロン・タパレスも55.0キロで一発パスし、恒例のフェースオフではわずか8秒間のにらみ合いが行われました。
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井上選手はリラックスしたムードの中で終始余裕を見せ、史上2人目の2階級4団体統一に臨んでいます。
井上選手はくっきりと割れた腹筋を見せ、計量台に乗ると、「55.2、アンダーです」というアナウンスに「よしっ!」と声を上げ、力こぶを見せました。その後、タパレスとのにらみ合いが8秒で終了し、井上選手は自ら右手を差し出し握手を求めました。報道陣にコンディションを問われると、「ばっちりです」と力強く語りました。
この試合は史上2人目、日本人ボクサーでは初めての2階級4団体統一戦です。井上選手は、前回のフルトン戦での闘志を見せたのとは異なり、穏やかな表情で臨んでいました。彼は「長くやっても仕方がないので」とフェースオフが短かった理由を淡々と語りました。
チケットは発売直後に完売し、注目のビッグマッチになりました。井上選手は「面白い試合にしたい」と言ってきました。相手のタパレスのスリムな姿について、「絞り方が進んでいるように見えました。減量は楽ではないと感じました」とコメントしました。 今回の試合は井上選手にとってスーパーバンタム級転級2試合目。彼は前回の経験を生かし、自身をプラスに仕上げることができたと語りました。彼は前回の試合より進化した姿を見せる準備が整っていると語り、世界戦21勝目を目指しています。