中谷潤人のテーマは「手数」、WBCバンタム級王座奪取に向けて。
WBO・S・フライ級王者の中谷潤人(M.T)が、24日の両国国技館「Prime Video Presents Live Boxing 7」でのWBCバンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)への挑戦に向けて、9日に相模原市内のジムで公開練習を行いました。
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中谷は、サンドバッグ打ちをメディアに披露しました。彼はバンタム級へのクラスアップによる初の試合でWBC王座に挑みます。この試合は、辰吉丈一郎、長谷川穂積、山中慎介が保持したWBCバンタム級のベルトを狙う特別なものであり、「両国で山中さんの試合を観戦した経験から、この舞台でのタイトルマッチはロマンチックであり、しっかりと勝ちたいという気持ちをもたらしてくれる」と中谷は述べました。
ロサンゼルスからの合宿から5日帰国した中谷は、アメリカで新しい経験を積み、トータルで140ラウンドのスパーリングをこなし、「メンタルも強くなったと思う」と自信を持っています。練習では、「手数を出す」ことを重視し、サンティアゴを攻略するために連打の重要性を認識しています。また、距離を取って戦うことが基本ですが、中谷は距離を保つだけでなく、打たれたときにしっかりと打ち返す練習も行っています。
彼はさらに、「遠い距離でも近い距離でも戦えるのが自分の特徴」と述べ、接近戦にも自信を持っています。そして、「ノックアウトするためには手数が必要」と自身のパンチ力に自信を示し、「24日を楽しみにしてほしい」とKO勝利を予感させました。フライ級、S・フライ級での減量苦の影響もありましたが、バンタム級にクラスアップした中谷のパフォーマンスに期待が高まっています。彼はまた、「バンタム級でのビッグマッチをしたい」と野望を口にしています。