矢吹正道、アキレス腱断裂から復帰、4回TKO勝利。

前WBC世界L・フライ級チャンピオンである矢吹正道(通称:LUSH緑)が、16日に名古屋市のポートメッセなごやで、元世界ランカーのケビン・ビバス(ニカラグア)との111ポンド(50.3キロ)契約10回戦に臨みました。試合は4回2分41秒で矢吹がTKO勝ちしました。

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矢吹はこの試合が1年2ヵ月ぶりのリング復帰となりました。彼は昨年の5月にジムワーク中に左アキレス腱を断裂し、大けがを負ったため、長いリハビリ期間を経ての復帰戦となりました。

試合では、矢吹がビバスから2度のダウンを奪いました。ビバスは28歳で前戦でWBO暫定王座戦に出場した経験を持つ選手でしたが、矢吹との力量差が鮮明でした。矢吹は3回目に獰猛な攻撃を仕掛け、ビバスをダウンさせました。そして、4回目にコーナーに追い詰めて連打し、ビバスをストップさせました。 試合後のリング上でのインタビューで、矢吹は自己採点を「50点」と表しました。彼は減量の影響や相手のレベルの低さを認めつつも、大けがからの復帰戦としては満足のいく戦いだったと述べました。彼の戦績は16勝15KO4敗です。彼は22日にイタリアでWBCシルバー王者のマイケル・マグネシ(伊)と対戦する弟・力石政法のサポートのため同行する予定です。一方、ビバスの戦績は7勝2KO2敗です。