
マルケス、パッキャオ戦の報酬要求でデ・ラ・ホーヤを非難
フアン・マヌエル・マルケスは、オスカー・デ・ラ・ホーヤが契約を更新しなかったにもかかわらず、マニー・パッキャオとの試合で自身の報酬の一部を要求したことに対し、激しく非難しました。
デ・ラ・ホーヤのプロモーションに対するマルケスの批判
さらに、マルケスはデ・ラ・ホーヤのプロモーション団体に対しても批判の声を上げました。これは、デ・ラ・ホーヤが2011年11月に行われたマルケスとパッキャオの第3戦で、報酬の一部を要求したためです。
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現在51歳で引退したメキシコのチャンピオン、マルケスは、デ・ラ・ホーヤのゴールデンボーイ・プロモーションズが自身に「恐喝行為」を行ったと非難しています。

この対立は、マルケスがパッキャオとの第3戦を控えている時に、プロモーションとの契約を更新しなかったことに端を発しています。
「彼(デ・ラ・ホーヤ)はこう言いました。『契約を更新していないようだな。我々はパッキャオ戦の報酬の20%を要求する』と」と、マルケスは「Un Round Mas」のインタビューで語りました。
マルケスがこれを拒否すると、デ・ラ・ホーヤは彼を「盗人」と非難しました。
2011年11月12日の第3戦で、マルケスは物議を醸す判定負けを喫しましたが、この試合で500万ドル(約5億5,000万円)を得ました。一方、パッキャオは2,200万ドル(約24億円)を稼ぎました。
「デ・ラ・ホーヤは5年間私から盗んでいた」とマルケス主張
さらにマルケスは、「デ・ラ・ホーヤは5年間私から盗んでいた」とも主張しています。
当初、メキシコの伝説的ボクサーであるマルケスは、パッキャオとの第3戦の報酬から100万ドル(約1億1,000万円)を支払うことに同意していました。
しかし、彼は考えを改め、パッキャオ戦の全ての報酬から報酬を与えるつもりはないと述べました。
「心の中で、私は『5年間も私から盗んでおいて、それでもあげるつもりだと思ったのか?』と思った」と、マルケスは語りました。
マルケスとパッキャオは4回対戦し、激しいライバル関係を築きました。
最初の対戦は2004年5月に行われ、物議を醸す引き分けに終わりました。2回目の対戦は2008年3月15日に行われ、パッキャオが勝利しました。
第3戦での敗北を経て、マルケスはついに2012年12月8日の第4戦で、6ラウンドのKO勝ちを収め、パッキャオを打ち負かしました。