明日、ラスベガスでロペスが戦う。デービスも出場。

明日、日本時間9日、ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノのミケロブウルトラ・アリーナでゴングが鳴るWBO・S・ライト級タイトルマッチの計量が7日に行われました。この試合では、王者テオフィモ・ロペス(米)と挑戦者11位のジャーメイン・オルティス(米)がともに139.6ポンド(63.32キロ)をマークし、リミットの140ポンドに合格しました。

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ロペスは、昨年6月にジョシュ・テイラー(英)から奪った王座の初防衛戦を迎えます。彼は“テイクオーバー”として知られるほか、最近では“ショーマン”とも呼ばれています。今回もイベントを盛り上げるパフォーマンスを披露しましたが、オルティスからはピエロと嘲笑される一幕もありました。それでも、ロペスは「これは始まりに過ぎない。私はまだ26歳。まだ全盛期は先にある」と今後のビッグネームとの対決を見据えて張り切っています。

一方、オルティスは、22年10月にワシル・ロマチェンコの復帰戦の相手を務めた“テクニシャン”として知られます。彼は1試合を挟んで明日のリングを迎えます。オルティスは「明日の夜のことは生涯忘れないだろう。なぜなら世界チャンピオンになる日だからだ」と勝利を確信しており、ハカリに乗るとサポーターから歓声が上がりました。

オッズでは、ロペスが7-1の有利とされ、オルティスが4.5倍と試合前の王者有利となっています。

セミでは、東京五輪ライト級銀メダリストのキーション・デービス(米)が元2階級制覇王者のホセ・ペドラサ(プエルトリコ)とWBC合衆国&WBOインターコンチネンタル・ライト級王座の防衛戦を行います。計量でデービスは134.7ポンド(61.10キロ)、ペドラサは134.5ポンド(61.01キロ)をマークし、リミットの135ポンドをクリアしました。 デービスは、10月に行った試合で判定勝ちしたものの、薬物検査でマリファナの反応が出て出場停止処分が下り、裁定は無効試合に変更されました。再出発でどんな試合を見せるか、注目が集まっています。