井岡一翔、JBCから戒告処分。

JBCは、WBA・S・フライ級王者である井岡一翔(志成)に対し、3月7日付けで戒告処分を下したと発表しました。この処分の背景には、井岡が22年大みそかに行われた試合でのドーピング検査で、禁止物質である大麻成分のTHC-COOH(Carboxy-THC)が検出されたことがあります。

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JBCのルールにおいて、WADA(世界ドーピング防衛機構)の定める大麻成分の閾値150ng/mlには達していなかったため、井岡はJBCルール第97条において「ドーピング防止に関する規則に抵触しない」とされました。しかし、JBCはWADAの閾値に達していなくても、大麻成分が検出された事実を重く見ており、井岡が大麻成分であるTHCを故意にまたは誤って摂取した疑いを完全に払拭できないと判断しました。

JBCは、井岡の行為がボクシング界全体の信頼を損なうものであり、常に品位を高め、ボクシング界の信頼を維持する義務を怠ったとして、倫理規定第2条違反による戒告処分を下しました。井岡はこの処分に対し、22年大みそかの試合以来、一貫して大麻の摂取を否定していますが、JBCは倫理委員会を開催し、この問題について協議してきました。