大阪泉大津のJXジムが、プロ加盟に感謝の意を表す集いを開催。
大阪府泉大津市東雲町14-49にあるJXボクシングジム(上甲要会長)は11日、同市内のホテルで西日本ボクシング協会への加盟を記念して感謝のイベントを開催。上甲会長に長年にわたり指導を受けてきた元世界ミニマム級王者の高山勝成(40=石田)らボクシング関係者約80人が集まり、ジムの新たなステップを祝った。
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大阪市住之江区出身の上甲会長は視力の問題からプロボクサーを目指せず、トレーナー修行を経てグリーンツダで高山勝成のサブトレーナーとして活躍。その後も真正ジムで王者たちを支えてきた。2011年にはアマチュアジムを開設し、地域の若者たちの指導に力を注いできた。この度、昔からの夢であるプロの王者を育てたいという思いからプロ加盟を果たし、10月5日には西日本ボクシング協会への加盟が認められた。
高山は感謝の気持ちを述べ、「20歳の時にグリーンツダジムで上甲会長に指導してもらい、精神的にも支えていただき、チャンピオンになることができました。新しいプロジムで世界王者を育ててください」と述べた。また、関西学院大学ボクシング部主将だった南出賢一・泉大津市長も「泉大津からチャンピオンが誕生するように、市あげてJXジムを応援していきます」と熱いエールを送った。
上甲会長によれば、現在はプロ選手が1人もいないが、来年にはプロテストを受ける予定のライト級の宇賀久倫が12月に三重県四日市市で開催される社会人選手権に大阪代表で出場する予定。また、小学生からジムで練習していた選手が大学で活躍し、2年後にはプロデビューさせたいという期待も寄せている。