
ジョシュア再浮上でヘビー級戦線白熱、フューリー戦に注目。
元3団体統一王者のアンソニー・ジョシュア(イギリス)が、サウジアラビアで総合格闘技UFCの元王者フランシス・ガヌー(カメルーン)との対戦で、驚くべき2回KO勝利を収めました。この勝利により、ヘビー級戦線は一段と熱くなりました。また、イギリスのヘビー級史上最大のビッグマッチである、WBC王者タイソン・フューリー(イギリス)との対戦が再びクローズアップされています。
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ジョシュアがガヌーを一蹴した試合は、非常にインパクトがありました。プロモーターのエディ・ハーン氏は、「ジョシュアこそがヘビー級最高の選手だ」とコメントしました。ガヌーがボクシングでの2試合目であったことを考えると、このコメントはやや大げさと言えるかもしれませんが、ガヌーが昨年10月にフューリーからダウンを奪い、善戦の末に判定負けした試合の印象もあり、「ジョシュア強し」という印象は確かでした。
この試合を現地で観戦していたフューリーは、ジョシュアの初回KO勝利を予想していました。フューリーはライバルのパフォーマンスをたたえた上で、「残念ながら私は5月18日に、よりでかいウシクという魚を揚げなければならない。そして、10月に再戦だ。その後、ジョシュアがまだ出場可能であり、私も出場可能であれば挑戦しよう」とコメントしました。
フューリーは5月18日に、サウジアラビアで3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)との4団体統一戦を行います。この試合には再戦条項があり、どちらが勝っても10月に再戦するというのが規定のルートです。
ジョシュアとフューリーのドリームマッチは、ここ5年間にわたって交渉が続けられてきました。2021年には2試合の対戦に合意したとの報道もありました。しかし、ジョシュアはその後、ウシクに連敗しました。しかし、今回のガヌー戦で再起を果たしたことで、再び対戦の機運が高まっています。
両陣営の交渉はこれまで何度も暗礁に乗り上げてきました。しかし、ビッグマッチの実現に向けて、プロモーターのエディ・ハーン氏は英国の対決を盛り上げるためにも、フューリーがウシクに勝つことを願っています。来年、ジョシュアとフューリーの対戦が実現するかどうか、注目が集まっています。まずは5月のサウジアラビアでの試合に注目しましょう。