石田匠、井上拓真に挑戦。「思い切り殴り合いたい」と誓う。
5月6日に東京ドームで行われる4大世界戦興行で、WBA世界バンタム級王者の井上拓真に挑む石田匠が21日、大阪市内の所属ジムで会見を開き、井上の打倒を誓いました。
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石田は2017年10月にWBA・S・フライ級王者カリド・ヤファイに敗れて以来、7年ぶりの世界挑戦となります。「まず世界戦ができるのはボクサーとして幸せなこと。会長、マネージャーに感謝します。ようやく来たな、必ず勝って世界一になります」と意気込みました。
一方、井岡一法会長は、「石田は昨年6月の挑戦者決定戦で南米の選手に足の動きもパンチのスピードも上回ってチャンスをものにしてきた。王者の井上は気持ちの強いアグレッシブな選手だが、クリンチをさせない試合展開に持っていきたい」と井上のクリンチに注意を払っています。
井上拓真は、興行メインで元世界王者ルイス・ネリと対戦し、S・バンタム級4団体統一王者王者の井上尚弥と「兄弟同日防衛」を狙います。一方の石田は「理想はTKO。相手はクリンチが多いが、僕はしない。思いっきり殴り合いたい」と意気込みを語りました。