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日大OBの今村和寛が5年ぶりの勝利、近大OBの浅井大貴に2回TKOで勝利。

アポロジム主催の「APOLLO KO LIVE」が11日、大阪市淀川区民センターで興行されました。メインのS･フェザー級8回戦では、近大OBの浅井大貴（34歳、所属：アポロ）と日大OBの今村和寛（31歳、所属：本田フィットネス）が激しい一戦を繰り広げました。

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試合は、序盤から浅井が積極的に攻め込みを見せますが、今村は冷静にその動きを見極め、巧みな左ストレートで浅井をロープ際に追いやりました。浅井はそのままダウンし、足元がもつれるなかでなんとか立ち上がり、クリンチでピンチを逃れますが、再び交錯し、両者が倒れる場面も見られました。

2回目も激しい展開が続き、今村がKOを狙って攻め込みますが、浅井も必死の反撃を見せました。その中で浅井が右フックで今村をダウンさせ、一瞬場内がヒートアップしました。しかし、今村は立ち上がり、接近戦での打ち合いの中で浅井の顔面を捉える右フックを放ち、浅井を再び倒しました。主審はこれを見て試合を止め、今村が2回TKO勝利を収めました。

今村は、2019年にプロデビュー以来、数々の試合で苦しい戦いを続けてきました。その中で5年ぶりの勝利は、彼にとって大きな意味を持つものであり、彼は喜びとともに拳を突き上げました。今村の戦績は3勝2KO3敗1分であり、一方の浅井の戦績は3勝3KO3敗です。