小林豪己が金谷勇利を3回TKOで破り、WBO-APミニマム級王座を再び獲得。
WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座の決定10回戦が、後楽園ホールで開催されました。この試合では、元王者で4位にランクされる小林豪己(真正)が、同じく6位にランクされる金谷勇利(金子)と対戦しました。試合は3回2分27秒のTKO勝利を収めた小林選手が、王座を返り咲くことに成功しました。
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元王者の小林選手は、昨年8月にジェイク・アンパロ(フィリピン)に王座を奪われ、返り咲きのチャンスを迎えました。一方の挑戦者金谷選手は、小林選手よりも1年後にプロデビューし、小林選手の1年先輩となる出身校の先輩でもあります。
試合は序盤から金谷選手が積極的にアタックを仕掛け、右の強打で先制を果たしました。しかし、小林選手も力強い右フックで応戦し、激しい打ち合いを展開しました。初回終了間際には、小林選手の左フックで金谷選手がキャンバスに転がりました。
2回以降も金谷選手は機敏な動きで小林選手に対抗しましたが、小林選手は右フックや右アッパーで金谷選手を追い詰めました。そして3回、小林選手の右フックで金谷選手が2度目のダウンを喫し、主審が試合を止める決断を下しました。
小林選手は、この勝利によって前回の敗北からベルトを取り戻しました。一方の金谷選手は、5勝1KO2敗の戦績となりました。