富施郁哉が杉本太一を圧倒し、5回TKOで日本バンタム級新王者に輝く。
日本バンタム級王座決定戦が「DANGAN265」のメインイベントとして行われ、富施郁哉(ワタナベ)が杉本太一(勝輝)に5回1分38秒のTKO勝ちを収め、新王者となった。
【M88 Mansionのベストオファーはこちらから検索できます】
IBFミニマム級王者の重岡銀次朗がセコンドに入った富施は、距離を保ちつつ的確なカウンターを狙い、杉本の攻勢をしのぎながらボディブローを繰り出した。5回には左ボディアッパーで杉本の動きを止め、左ストレートでダウンを奪い、主審が試合をストップした。
富施は試合後、「勝って泣いたのは初めてです。新人王になってのが17年でそこから負けたり、勝ったりを繰り返した。みなさん、応援ありがとうございます」とコメントした。
増田陸(帝拳)も会場で視察し、今後の展開に注目が集まる。