フルトン、井上尚弥に敗北後、6月15日にフェザー級でカムバックへ。
元S・バンタム級のWBC&WBO王者であるスティーブン・フルトン氏が復帰戦のニュースが入りました。昨年、現在の4団体統一王者である井上尚弥(大橋)に敗れて王座を失ったフルトンは、6月15日にラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでルイス・ヌニェス(ドミニカ共和国)と対戦することになりました。フルトンは現在、WBAフェザー級1位にランクされ、対するヌニェスは同7位に位置づけられています。リング誌によると、この試合がWBAフェザー級王座決定戦として予定されており、現在の王者であるレイモンド・フォード(米国)が6月1日の防衛戦後にタイトルを返上する見通しとのことです。
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フルトンは井上戦後、「私は130(S・フェザー級)で復帰したかったが、126(フェザー級)でWBAタイトルを争う計画だ。それはヌニェスとのWBA王座決定戦になるだろう」とコメントしました。また、井上戦について、「出したいようにパンチを出せなかった。彼は正々堂々と勝った。素晴らしいファイターで私にチャンスを与えてくれた。もっと上手く戦えたはずなので、自分自身に腹が立っているだけだ」と述べました。
フルトンの復帰に際しては、IBFウェルター級王者であるジャロン・エニス(米国)の父であるボジー・エニス氏がトレーナーとして加わり、井上戦で共に戦ったワヒーム・ラヒード氏がトレーナーからマネジャーに移行するなど、新しいチームが組まれています。
ニューヨーク在住のヌニェスは、19勝13KOの無敗戦績を持つ有望な選手であり、この試合が彼にとって初めての世界タイトルマッチとなります。
この試合はPBC主催で、アマゾン・プライム・ビデオが配信します。メインイベントでは、WBAライト級王者のジェルボンテ・デービス(米国)がフランク・マーティン(米国)との防衛戦に臨みます。また、WBC・S・ミドル級暫定王者であるデビッド・ベナビデス(米国)とウクライナのオレクサンドル・ゴズディクがWBC・L・ヘビー級暫定王座を争うダブルヘッダーも予定されています。