名門の立教大学ボクシング部が100周年を祝う記念式典を開催しました。
関東大学リーグの立教大学ボクシング部が創部100周年を迎え、28日に池袋キャンパス内の第一学生食堂で記念の式典が開催されました。このイベントには約150人の現役メンバーやOB、関係者が出席しました。最も長いOBは91歳の福井広海さん(1955年卒)で、他にも木内貞之(67年卒)、荒木健(70年卒)など、著名なOB選手が顔を出しました。式典では内田貞信日本ボクシング連盟会長が乾杯の音頭を取り、賑やかな宴が行われました。
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立教大学のボクシング部は、1923年に創立され、日本ボクシングの母とも呼ばれる荻野貞行さんをはじめとする創設メンバーがいます。部の活動は一時中断されましたが、再始動し、全日本学生連盟に加盟。現在は関東リーグ2部に所属していますが、かつては1部で活躍し、1965年にはリーグ戦で優勝するなど実績を上げてきました。部はこれまでに5人の全日本選手権優勝者を輩出し、1964年の東京五輪には米倉宝二が日本代表として出場しました。 また、立教大学ボクシング部出身者のうち、林守(故人)、岡田晃一、清水孝恒の3人がプロボクシングでチャンピオンに輝いています。この日、清水孝恒氏(70年卒)も駆け付け、かつての仲間たちと再会を楽しんでいました。さらに、現役の選手として、増田陸(2020年卒)の姿も見られました。増田陸は2020年にプロボクシングに転向し、日本バンタム級王座に挑戦するなど、次代のチャンピオンとして期待されています。